近年、主要メディアでも取り上げられるようになってきたIFAという職業。
海外では金融業界の主役となっていますが、日本での知名度はまだまだ低く、資産運用相談相手としての信頼性はおろか、職業としての魅力も十分に伝わっていない現状があります。
そのためIFAへの転職を考えていても、今ひとつ踏み切れないでいる方が多いのではないでしょうか?
ここでは具体的なIFAの魅力について詳しく解説します。
さらに金融機関との比較を経てIFAの将来性にまで言及。
IFAへの転職をお考えの方が、安心して転職に踏み切れるようお手伝いします。
本記事で、IFAの持つ魅力をお伝え出来たとしたら幸いです。
IFAの魅力とは
IFAの魅力は、中立的な立場で顧客に寄り添う資産運用のアドバイスができる点です。
異動も転勤もないため、地域に密着して活動できるため固定客を掴みやすく、長期的な視野に立ったアドバイスができます。
銀行や証券会社のような組織に属していると、定期的な転勤がある、会社の営業方針に沿う必要があるなど、様々な縛りがあるでしょう。
顧客の立場に立って最善の方法を提案し、ヒアリングと情報収集に勤めながら長期にわたってサポートし続けます。
顧客とサポーターという立場からプライベートバンクへ、やがて友人以上のかけがえのない存在へとなっていくIFAの方も少なくありません。
IFAは、顧客の幸せがそのまま自身の幸せにつながる魅力的な職業です。
金融機関とIFAの魅力を比較
IFAの魅力ばかり取り上げてきましたが、銀行や証券会社も安定した魅力的な職場であることに間違いはありません。
ここでは、「転勤と地域密着」「売る営業と顧客に応じた提案」の2つの側面からそれぞれの魅力を比較します。
転勤によるキャリアアップと地域密着の信頼関係
銀行や証券会社などの金融機関だけでなく、本社の他に支店や販売所、生産工場などを所有する企業に転勤は付き物です。
ほとんどの場合、有望な若手社員のキャリアアップの手段として用いられ、海外勤務などを経てたくましく成長した社員が幹部へと登用されることは少なくありません。
当人にとっては名誉であり、異文化に触れ言語を習得するなど将来的な財産も豊富な経験です。
一方のIFAに転勤はありません。
その代わり、一人の顧客と一生涯付き合うほどの覚悟で日々の業務をこなします。
異文化に触れたり、異なる言語を習得したりするのは、顧客が異国出身の方であった場合でしょう。
必要に迫られれば、いつでもそれくらいの準備ができているのもIFAに携わる方々の覚悟の強さです。
IFAはいつでも顧客本位で判断し、行動します。
「会社の知名度」vs「人間力での勝負」
銀行や証券会社には、長い歴史と地域に根付いた活動などから知名度があります。
特定の銀行や証券会社に属していると、名刺に書かれた社名を見ただけで認知してもらえる、安心感を覚えてくださる、といったことから顧客との取引のしやすさがあるでしょう。
一方、IFAの場合、銀行や証券会社と比較するとIFA法人としての歴史はまだ浅く、認知度はまだ低いでしょう。
しかし、会社の看板の力を借りずに、独立に至るまでに培った知識と経験、そして人脈を兼ね備えた「人間力」で勝負するチャンスです。
仕事への魅力の感じ方は人それぞれ、自身が何を一番大切にしたいかによって選択が分かれます。
IFA業界の将来を期待させる3つの魅力
現時点で注目されているIFAですが、将来的にはどうなのでしょう?
その根拠を示すのが以下の3つの魅力です。
- ネット時代の資産運用に欠かせない
- 税理士・会計士・保険代理店の参入と提携金融機関の拡大
- 海外ではIFAへの相談が当たり前となっている現状
それぞれについて解説します。
ネット時代の資産運用に欠かせない
日本でのオンライントレードのスタートは1999年10月の株式委託手数料の自由化からです。
以来、ネット証券の普及は目覚ましく、若者が気軽に投資してスマホ片手に決済するシーンを街角で見かけることが当たり前になりました。
その一方で、独断的となり、大きな損失を被る方もいます。
IFAはネット証券との業務提携が多いことから、ネット時代の資産運用におけるデメリットを解消するための助けになり得ます。
多少の手数料は掛かりますが、他金融機関よりはるかに安く、そして個々に応じた柔軟な回答をしてくれます。
今後ますますネット証券が拡がり、若者へ浸透していくことを考えれば、IFAの将来性に疑問を持つ方はいないでしょう。
税理士・会計士・保険代理店の参入と提携金融機関の拡大
2007年の金融商品取引法改正から「証券仲介業」が「金融商品仲介業」に変更され、販売できる商品が多様化しました。
その中心的役割を担ったのがIFAです。
当初から会計士や税理士、保険代理店・ファイナンシャルプランナーの多くがIFAに参加したことは将来への期待からでしょう。
ネット証券の支援も著しく、SBI証券では「IFAサポート」として、IFA専用のコールセンターやWebサービスなどを用意。
楽天証券も参入し、今後もIFAを支援する金融機関が増え続けることは間違いありません。
こうした背景には、個人投資家がIFAによる高いレベルのアドバイスを受けることでの集客と、金融業界全体の底上げが狙いとの見方があります。
金融業界にとっても、自在に顧客目線の商品を提案できるIFAは、魅力的で将来性豊かな職業なのです。
海外ではIFAへの相談が当たり前となっている現状
日本では未だ知名度の低いIFAですが、海外ではよく知られ、魅力的で社会的な評価の高い職業とされています。
アメリカでは証券会社のアドバイザーの人数よりIFAとして活躍する方がはるかに多く、プライベートバンカーのようにファミリーの世代を超えて資産運用とファミリービジネスのサポートを行っています。
ネット証券の先駆けとして知られるアメリカのディスカウントブローカー「チャールズ・シュワブ」が、全米トップクラスの証券会社となったのは、IFAの尽力によるところが大きいといわれています。
金融先進国のアメリカでも大きな影響力を持つIFAが、日本の金融市場の主役となる日はそう遠くありません。
IFAの将来性は、約束されたも同然です。
【まとめ】IFAの魅力は顧客との幸せの共有
地域密着で長期的な視点で顧客の資産運用に関わるIFAは、顧客にとって家族のような存在です。
生涯のパートナーといっても過言ではないでしょう。
職業としても魅力的であるIFAへの転職を検討する方が増えているのも頷けます。
縛りのないIFAは、常に顧客に寄り添い、中立的な立場から「どうしたら幸せにしてあげられるか」について提案します。
海外ではすでに主流となっているIFAへの金融相談。
仕事の醍醐味、将来性、どれをとっても転職先としての魅力は十分です。
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