「お金に関する相談は、どこにすれば良いのだろう?」「自分に合った資産運用のアドバイスが欲しい」
このようなお悩みをお持ちの方も多いのではないでしょうか。
IFA(独立系ファイナンシャルアドバイザー)は、中立的な立場から、顧客一人ひとりのライフプランに沿ったアドバイスを行う「金融のプロフェッショナル」です。
しかし、日本ではまだそれほど浸透しておらず、認知度も低いため「本当に信頼できるのだろうか?」「仕組みがよくわからない」という人も。
その一方、先進国のイギリスやアメリカでは、1990年代からIFAの存在が広く知られており「医者」や「弁護士」と同様の社会的地位を獲得しています。
投資に関する頼れるアドバイザーとして、日本でも少しずつ注目され始めているIFAですが、事前にメリットやデメリットを把握しておきたいところです。
そこで本記事では、IFA(独立系ファイナンシャルアドバイザー)とはどのようなものなのか、相談できる範囲やメリットやデメリットについて詳しく解説していきます。
IFAの利用を検討している方の参考になると幸いです。
そもそもIFAとは?
そもそもIFAとは、どのようなものなのでしょう。
IFAとは、日本語で「独立系ファイナンシャルアドバイザー」と呼ばれており、金融に関するさまざまなアドバイスをしてくれる専門家です。
「独立系」とは、特定の金融機関に属しておらず、中立的な立場から、顧客のニーズに沿った商品を提供すること。
一般的に、銀行員や証券会社の営業マンであれば、少なからず「自社商品」を販売したいところですよね。会社のためにも、自分の成績のためにも、積極的に自社商品を売り込むでしょう。
しかし、顧客側からすれば「投資に関する相談をしたい」「資産運用について詳しく知りたい」というときに自社商品を勧められても「本当に自分に合った商品なのだろうか?」という疑問を持つはずです。
IFAであれば、さまざまな証券会社と提携を結んでいるケースが多く、取り扱いできる商品の中から、顧客一人ひとりの希望や要望にぴったりの商品を提供できます。
IFAで勤務している人は「銀行」や「証券会社」からの転職者が多いことも特徴のひとつ。
豊富な知識と経験を最大限に活かし、お客さまの立場に寄り添ったアドバイスが可能です。
また「生涯担当制」を採用していることが多いため、途中で担当者が変更されるということはありません。
銀行や証券会社の場合は、せっかく信頼関係を築き、なんでも相談できると思ったタイミングで「転勤」や「部署移動」などが起こる可能性も高くなっています。
IFAに相談できる範囲は?
IFA(独立系ファイナンシャルアドバイザー)が、金融のプロフェッショナルということはわかりましたが、果たして、どこまで相談できるのでしょう。
依頼するIFA法人によって内容が異なる場合もありますが、一般的には下記のような相談が可能です。
- ニーズに沿った投資方法や運用プラン
- 保険の見直し
- 相続の手続き
このように、お金に関するさまざまな悩みを解決してくれるのが、IFAの特徴です。
今まで「お金に関する相談」は、銀行へ行ったり保険会社に足を運んだり、1箇所で対応できないことが多かったはず。
しかし、IFA(独立系ファイナンシャルアドバイザー)であれば、ワンストップサービスで、あらゆる相談に乗ってもらえる点もポイントです。
BMF(ブルーモーニングフィナンシャル株式会社)では、資産運用に関するコンサルティングはもちろん、事業承継やM&A、MBO、相続対策、不動産投資や太陽光発電所への投資戦略などの相談にも対応しています。バックオフィスのコストを最小化し、お客様に低コストでのサービスを提供。
また、金融のプロフェッショナルとして、価値のある商品を提案・販売する仲間を募集中です。
万全の研修体制を用意しているのはもちろん、成長し続けられる環境もしっかりと整えています。
正社員、及び業務委託ともに、積極的に採用中。
こちらから採用相談・エントリーを受け付けておりますので、気になった方は是非お問い合わせください。
IFAを利用するメリット3選
ここからは、IFAを利用する際に得られる3つのメリットについて確認していきます。
- 経験や知識が豊富な金融のプロフェッショナルからアドバイスがもらえる
- 長期的なサポートを受けられる
- 販売ノルマがないので本当に必要なプランを提供してくれる
順番に解説していきます。
経験や知識が豊富な金融のプロフェッショナルからアドバイスがもらえる
IFAには、銀行や証券会社で多くの経験を積んだ人材が多いため、豊富な知識を持つ専門家から具体的なアドバイスがもらえます。
どんな商品を購入するときでも、その商品についての詳細や魅力を知った上で検討したいですよね。
販売する側が、新人であったり知識が乏しかったりすれば、こちらの質問にも答えてもらえない可能性もあります。
しかし、IFAでは十分に経験を積んだ専門家が、プロの視点からアドバイスしてくれるので安心です。
長期的なサポートを受けられる
IFAを利用するメリットの2つ目は、長期的なサポートを受けられる点です。
IFAでは「生涯担当制」を採用していますので、定期的に担当者が変更になるというリスクも未然に防げます。
大切なお金に関する相談のため、信頼関係を築くのにも、ある程度の時間が必要です。「やっと、なんでも相談できるようになってきた」というときに、担当者の転勤や移動があると、またゼロから信頼関係を作っていかなければなりません。
IFAは、長期的なサポートが実現できるため、お客さま一人ひとりの希望や理想に寄り添うことができます。
本当に必要なプランだけを提供してくれる
3つ目のメリットは、ノルマなどがないため、顧客にとって本当に必要なプランや商品だけを提供してくれることです。
会社の利益や個人の成績などに縛られていないIFAは、それぞれの顧客のライフプランに寄り添った商品だけを提案します。
顧客が理想とする未来を予測して、もっともおすすめのプランを提供してもらえる点が大きな魅力。投資としての価値だけでなく、人生設計を見据えたアドバイスがもらえるのが嬉しいですね。
IFAを利用するデメリット2選
IFAには、魅力的なメリットがある一方、注意しておきたいデメリットもあります。
- 日本での規模が小さい
- IFAの比較が難しい
それぞれ確認していきましょう。
日本での規模が小さい
デメリットの1つ目は、日本での規模がまだ小さいことです。
銀行や証券会社と比べると、IFAの数は少なく、認知度も低くなっています。
大きなお金を預けることとなるため「世間的に知られている会社ではないけれど大丈夫だろうか」と不安に感じることもあるでしょう。
しかし、IFAはあくまでも仲介業者のため、預けたお金は証券会社にあります。
また、証券会社が保有する資産と、顧客から預かった資産は分別管理されているため、万が一証券会社が破綻しても顧客資産に影響はありません。
IFAの比較が難しい
2つ目のデメリットは、IFAを選ぶ際に比較検討が難しいことです。
一般的に、初めての業者やサービスを選ぶときには、実際に利用した人たちの「口コミ」や「評判」を確認することが多いですよね。
しかし、IFAはまだそれほど利用者が多くないため、比較が難しいのが現状です。
また、サービスの範囲や対応できる内容も異なるため、自分に合った法人を見つけるのに苦労する可能性もあるでしょう。
まとめ|IFAにはメリットが多い!ただし見極めが重要
本記事では、IFAとはどのようなものか、相談できる範囲やメリット・デメリットについて詳しく解説してきました。
金融のプロフェッショナルから、専門的なアドバイスを受けることができ、自分に合った商品を提供してもらえることがわかりましたね。
しかし、まだ規模が小さく認知度も低いため、比較検討が難しいのも事実です。
IFAを選ぶときには「本当に自分が求めるサービスを提供してくれるのか」についての見極めが大切になります。
IFAを上手に活用して、理想的なライフプランを実現しましょう。
最後までお読みいただきありがとうございました。以上、参考になると幸いです。