「IFAってどんな仕事?」「証券会社と何が違うの?」
このような疑問をお持ちの方も多いかもしれません。
IFAとは日本語で「独立系ファイナンシャルアドバイザー」とも呼ばれており、資産運用や金融商品のアドバイスを行ってくれる「金融のプロフェッショナル」です。
「独立系」という言葉からもわかるように、特定の証券会社や銀行などに属しているわけではないため、中立的な立場から専門的なアドバイスを行うのが特徴。
一人ひとりの顧客に合わせた商品が提供できます。
そこで本記事では、IFA(独立系ファイナンシャルアドバイザー)とは具体的にどのようなものか、特徴や証券会社との違いについて詳しく解説していきます。
そもそもIFAとは?
IFAとは「Independent Financial Advisor」を略した言葉であり、日本では「独立系ファイナンシャルアドバイザー」とも言われています。
資産運用をはじめ、顧客のニーズに適した金融商品の提案や販売を行う金融アドバイザーです。
一般的な金融アドバイザーの多くは、銀行や証券会社に所属しています。
しかしIFAは、中立的な立場から、お金に関するアドバイスを行う金融のプロフェッショナルです。
その多くが、元々証券会社や銀行などで働いており、独立を果たした人が大半となっているのもポイントのひとつ。
同じ業界で培ってきた経験やノウハウを最大限に活かし、顧客の希望に合わせた商品を提供できるのが強みです。顧客の立場にもっとも近い金融アドバイザーと言えるでしょう。
日本での歴史はまだ浅く、2004年に「証券仲介業務」の解禁によってスタートしたのが始まりです。まだ「聞きなれない言葉」と感じる方も多いはず。
一方米国では、1980年頃から既にIFAが普及しており、現在では証券会社の営業よりもメジャーな職業となっています。社会的地位も非常に高く、医師や弁護士などと同等の評価を受けていることも特徴です。
IFAの3つの特徴とは?
それでは、IFA(独立系ファイナンシャルアドバイザー)の特徴について確認していきます。
特徴は、大きく分けて下記の3つです。
- 幅広い金融商品を取り扱っている
- 継続的なサポートを実現
- さまざまなお金の相談が可能
順番に解説していきます。
幅広い金融商品を取り扱っている
IFAの特徴の1つ目は、幅広い金融商品を取り扱っていることです。
IFAの中には、宅地建物取引業者登録や保険代理店登録を行っている業者や、不動産会社や保険会社と業務提携をしている業者もあります。
銀行や証券会社の場合は、主に「自社商品」の提案のみ行われるため、選択肢が限られてしまうのです。
一方IFAであれば、数多くの選択肢が用意されているだけでなく、商品の比較も可能。
一人ひとりのニーズに合った商品を見つけることができるでしょう。
継続的なサポートを実現
IFAは、顧客との継続的な関係を維持できる点もポイント。
銀行員や証券会社の営業マンの多くが、定期的な転勤を余儀なくされているのは言うまでもありません。
せっかく築いてきた信頼関係も、転勤を機にリセットされてしまうのです。担当者の変更によって、契約を解除してしまう人も。
しかしIFAであれば、長期に亘って、顧客との関係を継続することができます。
これは、IFAに転勤がなく「生涯担当制」をモットーにしている企業が多数を占めているから。
大切な資産に関する相談となるので、本当に信頼できる相手を選びたいものですよね。
長期的なサポートを実現することで、信頼関係はもちろん、顧客にとって「安心感」も生まれるでしょう。
さまざまなお金の相談が可能
IFAの特徴の3つ目は、さまざまな角度からお金の相談が可能な点です。
上記でも少し触れましたが、金融商品仲介業者としての登録に加えて、宅地建物取引資格や保険代理店登録も行っているIFA法人については、証券会社の商品のみならず、保険や不動産について相談することも可能です。
人生のターニングポイントやライフプランの見直しの際などに、あらゆる面から資産の相談ができるのは大きな魅力。
顧客の人生プランに合わせた、細やかなサポートが可能です。
一般的には「証券会社の商品は証券会社で」「保険を見直すときは保険会社で」といったように、いくつかの店舗に足を運ぶ必要があります。
様々な資格の保有、登録の届出を行っているIFA・IFA法人については、お金に関するすべてのことをワンストップで相談できるのが特徴です。
IFAと証券会社の違いとは?
IFA | 証券会社 | |
---|---|---|
取り扱い商品 | 数千本 | 数百本 |
顧客への提案 | 顧客のニーズに合わせた提案が可能 | 自社商品を提案されることも多い |
担当変更の有無 | 「生涯担当制」を採用 | 転勤により変更有り |
IFA(独立系ファイナンシャルアドバイザー)と証券会社の主な違いについて、上記の表にまとめました。
取扱商品の本数に関しては、それぞれの「IFA企業」「証券会社」によって異なりますが、楽天証券などに登録している大手IFA企業であれば、その数は非常に多くなります。
顧客への提案は、その差が顕著に現れるため要チェックです。IFAでは、一人ひとりの希望やライフプランに寄り添った商品のアドバイスをする反面、証券会社の場合は「自社商品」を提案されるケースも。
IFAであれば、顧客目線のサポートを実現してもらえます。
担当者の変更がない点も、安心材料と言えるのではないでしょうか。
まとめ|IFAは金融のプロフェッショナル!頼りになる専門アドバイザーを見つけよう
本記事では、IFAとはどのようなものなのか、特徴や証券会社との違いについて詳しく解説してきました。
IFAとは、資産運用をはじめとする金融商品の提案や販売を行う「金融のプロフェッショナル」であることがわかりましたね。
豊富な経験やノウハウを活かして、顧客一人ひとりに合った提案を行ってくれるのが魅力です。
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最後までお読みいただきありがとうございました。以上、参考になると幸いです。